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WADEの日々

弦楽器製作家が運営する楽器店の日々、ギター・音楽に関する情報をつづります。

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ボルト・オン・ジョイント・マンドリンの修理 #1(追記あり)

F-5L repair#1


 マンドリンでは良くある修理なんですが、大体のお客さんが「ちょっとネックが反ってるようで弦高が高いんで調整してもらえませんか?」と言って持ってこられます。この症状のマンドリンの70%は上の写真のようにネックのジョイント部とサイドの境目の塗装が白く浮いています。これは、すでにネック・ジョイントが緩んでいるということです。

 この場合は、ネックのリセットしか直す術はありません。 しかも今回のF-5の場合はボルト・オン・ジョイントです。よってネックがストレート・ジョイントでダヴテールにはなっていませんから、修理後のジョイント浮きを最大限に防ぐためにボディ側とネック側をダヴテールに加工する必要があります。その為バックを外しネックを取り外します。また、このタイプのジョイント部形状のものは細過ぎる上にボルトを通していた穴を埋めてダヴテール加工をしても強度が出ず、弦のテンションに勝てずに元の穴の部分から折れて、また同じ様にネックが浮いてきます。
それでは困りますので、当店では指板とヘッド・プレートはオリジナルを使いネック本体部分をそっくり作り替えるという方法で修理をします。


F-5L repair#3

 方針は決まってますので、さっさ(?)とバックを外します。


F-5L repair#2


 ネックのジョイントがボルト・オン・ジョイントというのがこの写真でお分かりになるでしょう。
このボルトの大きさとジョイントのテールの大きさを比べると、その弱点が見えるような気がしませんか?

(6月1日追記) 
他社の製品名を出すのは憚られますので、タイトルを書き換えました。尚、当店のマンドリンは、全てダヴ・テイル・ジョイントを採用しております。



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プロフィール

  上田洋一

Author:  上田洋一
Wade Instruments 
(ウエイド・インスツルメンツ)


 当店で製作した

Wade Mandolin
Bill Monroe Model


 PVに使用されました!!

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アコギ・エレキ・ベース・フラットマンドリンなどの弦楽器製作修理販売の楽器店です。大阪市東淀川区に店舗を構えて23年、工房直結型楽器店のさきがけとしてやってきました。楽器のオーダー製作から修理調整改造まで取り扱いますのでお気軽にご相談ください。お見積り致します。
〒533-0013
大阪市東淀川区豊里7-31-16 
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Tel/Fax 06-6324-7561
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(2013/06/27)

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Wade Mandolin Master Model

2007年製ウエイドマンドリン・マスターモデルの中古が出ました。


プレミアム級の材、特にバックは贅沢にワンピースを使用。
傷等の使用感あり。
ネックは現在の工法にする為にリセット済み
各所オーバーホール済み


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ウエイドまで。

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